ホームエデュケーションというのは、様々な事情や支障を抱えている子供に対して、普通教育や高等教育など、子供の教育を受ける権利を保障する一つの方法と取り組みです。
教育は、学校教育だけではありませんし、また、義務教育の義務とは、親や養育者が子供に対して普通教育を施す義務の義務ですから、子供自身が学校に行かなければならない義務ではありません。だから、必ずしも、学校教育に依存する必要はありません、子供がなんらかの事案で学校に行きたくないと訴えたり、態度に拒絶的な反応やなんらかの心身の異常な反応などある場合は、よく子供本人の訴えや思いを傾聴し誠実に受容することがまずは大切な事柄です。
大人の一方的な判断で価値を押し付けたり、操作したり、支配的に命令的態度は要注意です。焦らずにじっくりと、子供と対面して、ゆっくり時間をかけて、話を十二分に聴く事です。一緒に子供が抱える悩みや支障を受け止め整理し問題や課題について、第一に子供の主体性を尊重して、一緒に対処し解決、達成していくのが賢明です。
東京シューレは、長い期間実践しています。
自分もいく人かのクライアントさんの紹介や、今も奥地さんの実践を参考にして、ホームエデュケーションを実践しています。
子供の教育は、大人の教育とも深く関連、連関します、奥地さんは教師でしたが、自分のお子さんが不登校になり、子供さんの気持ちをよく傾聴して誠実に受け止めて、子供のニーズに即した支援をしようと自分自身を変革した実践家です。
いろいろと善い参考なる部分がたくさんありますから、みなさんにも知ってもらい、興味や関心を持ってほしいと思います。
学校にいかなから人生終わりとか、幸福になれないなんていうのは、脅迫観念に支配されている人がいう事柄です。
人生はいろんな選択肢があり、いつもチャンスはありますよ!
ソーシャルワーカー奥田力
(社会福祉士、精神保健福祉士)
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