武士道については、なんらかの誤解があるかもしれませんが、腕力で他人を衝動的になぎ倒したり傷つけ自分の力の強さを誇示するのでは決してありません!
武士道は自分に厳しく自惚れを諫めて、道徳的に戒めて、隣人や他者には寛容仁慈の心を持つ事です。そのような生き方の道筋です。
世界的に有名な書物があります、新渡戸稲造さんの、『武士道』という本です、1899年にニューヨークで英文のBushido:The Soul of Japanが出版されています。
新渡戸さんはクリスチャンですが、岩手県の盛岡の出身で、札幌農学校、現在の北海道大学、東京帝国大学、ジョンズ・ポプキンス大学などで学び、札幌農学校や帝大などでは教鞭もとり、後には、国際連盟事務次長も務め、世界の平和の構築に相当に寄与した方です。
武士道の本質は、相手と戦争しないで、平和を構築する道なのです。西洋の騎士道と並び称される内容です。
樋口一葉さんの前の五千円札のおじさんです。
0コメント