新コロナ流行で家庭に長期に親子が居ないとならない為に親子間のトラブルや家族内のトラブルも増加しているそうです。ストレス管理も大切な作業だと言えますが、子供と親との諍いなどで親からの暴力行為なども加増しているそうです、悩みや困難さがある時は、一人で抱え込まないで、適切な相談機関に相談をしてみるのが賢明です。適切な相談員であれば、話を傾聴し受容してもらえます。十分に話を傾聴し受容してもらえるという体験は非常に重要です。受容とは、肯定や否定や審判はしないで、そのまんまを受け止めるという意味です。アクセプタンスといいます。
例えば、親が我が子の言動に支配されていてイライラしている時に、そのイライラをそのまま、今、自分は怒っているんだなとか、あー今はイライラしている自分がいるんだなあと自分で自分を冷静に受け止める作業です。
いろんなバリエーションはありますが、自己覚知という作業です。
この相談者であるクライアントの自己覚知の作業を相談員は支援します。
それから自分の抱える諸問題などを整理していきます。それらの作業を一緒に実践していくのが相談支援援助です。
それ故に、何かをしてもらうという内容ではありません、緊急時の危機介入のアプローチはありますが、通常は自分の内面を打ち明けいく作業を繰り返しながら自己覚知の作業を支援します。主体は相談者、クライアントですから、自分の思いや限界や現状の苦しみや困難さなどを話して行きながら、話を聴く人は、相談者の抱えているさまざな問題や課題を整理するのを支援しながら相談者の方と一緒に考えます。もしも日常上生活で困難さや限界などあるならば、適切な相談機関を利用してみると自分と自分を取り巻く環境について、客観的に観る事もできます。そうすると、自分で自分の事柄について良く知れますからあまり無理しなくてもよりよく生きられるように変化していく事もできます。
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