2019年10月11日 稽古 湯沢の武道館

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20191011 稽古 湯沢の武道館 今回の台風は被害も既に出ているようです、千葉や横浜などまた島しょ部では前回の台風の被害から回復していない状態での再来ですから、心痛いかばかりかと思います。 よく精神科医療では、精神科リハビリの説明に、複雑骨折した人の例を上げて説明します、単純骨折した患者さんは回復も早いですが、複雑骨折した方の回復には相当の時間をかけて滋養的に世話して養生しケアしてセルフケアも医療的なケアからリハビリ、トレーニングと段階的にスモールステップを経て身体の回復を果たして行きます。複雑骨折している人に対して無謀にもさあ歩け!と厳命する人もいないでしょう、それと同様に、精神科での専門治療が必要な人は、物理的な身体の脳や目には見えない心、認知などの機能が複雑骨折しているのですと説明して、患者さん自身や家族や一般の人々のメンタルケアの研修などで説明します。状態としては、心身が複雑骨折でだから回復するには、つまり元に戻るには時間がかかるから、焦らずに、適切なケアと支援が必要と言う話になります。これは根気から言えば、自分の心身の状態を誠実に受け止めて、あー自分は心と脳が複雑骨折なんだなと正しく自分を受け止めて、ならば、コツコツと地道に自分をないがしろにしないで、今までよりも大切にして回復のために、ゆっくり丁寧に養生して世話して行こうと決意して、固い意志を持って忍耐と根気と根性をもって養いリハビリやトレーニングなどを活用しながら心身の回復を目指していきます。 物は、力が加われば傷付き壊れます。 身体も同様です、力が強く的を得ていれば、傷つきますし、怪我や死を招きます。 不意に来る強力な力を受けて、怪我を負ってしまった人は、身体のみならず、脳や心も傷つきます。 回復をはやめるには、ちゃんと周囲を観察し、力を出す人や物をよく自分で出来るだけ早くに受け止めておく必要があります。 ある人に不意に力強いインパクトがあれば、その人の被る衝撃はショックの度合いとしては非常に大になり、心身の被るダメージも酷くなります。 組手でも、相手を見てなければ、相手からの強い攻撃は、ショックになり、 被害も、身体だけでなく、脳や心にもダメージが大きくなり、破壊にさらされて、回復も時間がかかります。 自分の回復力を高める為にも、組む相手からは決して目を離さないで、常に、応戦、応対できる態勢を、自分の心身ともにあらゆる手段を講じて用意、準備しておくのが賢明です。 想定外だ、ショックが大きいから、ダメだ、立ち直れない、とならないように、気概を持って、剛に柔に、自身を成らせて統制していく事は、大変に面白い作業です。 世阿弥とい能の一番の先生がいますが、初心忘るべからずという格言があります。『花鏡』とい伝書に記されている文言です。はじめの志を貫くという意味では無くて、能の稽古を始めたころの未熟でみたくない自分を一生涯忘れるなよお前!と言う自分自身への戒めの言葉です。お前はあの弱い何も知らないただの木偶よりも下の下の下で、塵にも芥の価値も無いお前だった最初の自分を決して忘れてはならないのだぞ!という強烈な授戒の言葉です。 人は、元来、儚く不完全で弱いです。 なので完全さを目指して、傲慢にならずに、自分の歩む道をコツコツと、鍛錬して行こうではないか、とい内容の書物です。 世阿弥の著した書物は、特別な人しか読めなく、その後には、熊本の細川の殿様が読み、側にいた、宮本武蔵も読ませてもらったそうです、宮本武蔵を見本にしたのは大山倍達さんだそうです。 真似るは、猿真似でなくて、実によく観察して、物事の本質を捉える事だと言う話です。 よくよく観るとは、大切で、内にも外にもよく観るとい事を、第一に楽しむとよりよいだろうと思います。 赤ちゃんは、いろんな物事をよーく見て、真似て、受け止めて、おがっていきますからね、 またまた長い文書になりました、悪しからず、 ちなみに世阿弥さんの『花鏡』は一部 中学一年で読んで、感動したした、 それ以来の座右の書の一つです。 自分自身の戒めにして、人生を楽しんでいます。

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これは「私」のサイトです。(国際空手道連盟極真会館 秋田県本部安斎派 阿崎道場の旧サイトです。公式サイトは記事にリンク先を掲載しております。そちらから公式ホームページをご覧下さい。)

ソーシャルワーカーズの 代表のソーシャルワーカーの奥田力の個人サイトです。 長男が熊岡先生の極真空手の道場に通い始めたのが2010年9月からです。自分も一緒に付き添い、阿崎先生の勧めもあり、自分も健康コースに入門して、2019年8月に審査を受けて10級に昇級できました。自分は2003年頃から全身痛があり、線維筋痛症と確定診断されて、痛みやハンディを抱えながらも、今日一日を喜び生活しています。