20191212 自己覚知の為の集まり

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20191212 昨日はアディクション問題を考える会に参加しました。個人の事柄に関する内容は決して外部に出しません。言いぱなし、聞きぱなしで、自分の事柄や思いをただ私は何々ですと、Iメッセージで言うだけです。また、他の人は黙って聴くだけです。 自己覚知の為のミーティングだからです。仲間通しの支え合いよりも、同じ依存症を抱えた人達の集まりで、自分の抱えてるそのいろいろな依存やその結果としての依存症から回復を目指したいと思っている人が自主的に自由意志で参加している人の集まりです。 自分は、東京都の職員時代には松沢病院でアルコール依存症や薬物依存症を抱えている人々のミーティングのファシリテーターなどもしていました、また、世田谷保健所でも、酒害ミーティングに参加しファシリテーションをしながら自分も参加者の一人として参加して生の言葉を発言して、自分に正直 になって話をしていました、また、その日参加したメンバーさん一人一人の話に傾聴していました。実際、依存症は完治は無いですから、アルコールや、薬物は依存症者にとっては毒物ですから、今日一日飲酒しないで、しらふで過ごす、薬物を使用しないで、しらふで過ごすという短期目標の達成を一日一日積み重ねて生きます。失敗もあります、失敗したら、スリップっていいます。次また立ち上がり、今日一日しらふで過ごそうと積み重ねていきます。ただそれだけです、アルコールや薬物は依存症の人には明らかに毒物ですから、自身を傷つけ侵害します。 最期はみんな死にますが、アルコール依存や薬物依存は、慢性の自殺です、 自殺は、自分で自分の心身を傷つけ生命を途絶する意図的な行為です。 わかっちゃいるがやめられないと笑っている場合でも無いのです。 実際はアルコール依存や薬物依存など依存症は非常に深刻な病で、一番の難病です。 自分は父がアルコール依存でしたから、大変に苦労しました、親だから子だからとか、そんなのは関係ありません。一人の自滅に向かっている人を支援するには実は相当な労力を日夜かけていました。 当事者には、余計な手助けはしません、当事者自身が、自分の心身の状態に気づく事を、自分自身の事柄をセレニティを保持して誠実に受け止める事ができるようになるように支援するだけです。 だから気づきの促しです、ただそれだけです。 どうするか、どうしたいかは、その人次第です。 何故なら自分の身体心身は、その人自身が適切に管理する必要があるからです。自己管理です。セルフケアをするのはその人だからです、 自分を害しているならば、自分を滋養的世話するように、セルフケア、セルフトリートメントの方法をより善くした方が賢明です。 アディクションからの回復は、強制や強要や、脅迫や、操作や義務など、一切ありません、自分から回復したいなと自主的に思い、しかし自分の力だけでは回復出来ないから自助グループに参加し、他の人々が何をしているか、何を思っているか、何を求めているか、何を話しているか、聴いてみよう、参考にしてみよう、教えてもらおう、そして自分も何か善いものを隣人に伝えよう、分け与えようと、または、自分の抱えている悩みや辛さを聞いてもらおう、とか、他のメンバーに助けてもらえます。 自分一人で悩んでいる事柄を他の人々に聴いてもらえるのです。 他の人々は決して口を挟みません、ただ発言者の話を傾聴します。それにより、互いに自己覚知が何かあるのです。このミーティングの手法は、他者を審判する場所でもなく、自己を審判するのでも無いのです。自分や他者を、ありのまんまそれぞれの受け皿にうけとるのを助けてくれるものです。 自己回復の貴重な場所ですから、 みんなで大切に大事にします。 安心と安全を確保する為に、一切、話の内容は外部に漏らさないのが、参加の条件です。 今回は、自分も含めて16人いました、秋田北部からも中央からも南部からも集まりました。 アディクションの種類は様々です。アルコール、薬物、ギャンブル、セックス、買い物、食べ物、などなど、とにかくアディクションは、日本語では嗜癖と言いますから、スポーツや宗教や車の運転や暴力や怒りや抑うつ感情やジェットコースターやゲームや、ランナーズハイは、ランニングによるハイな気分がありますが、脳内のドーパミンの放出がある為です、だからしばらく走らないでいるとイライラして身体依存が出来上がっている人もいます、中に怪我して走らないほうが良いと医師から指示されても走らないと気がすまなくて、走りすぎで、ますます下肢の身体的故障を自ら発生させてしまい結局は走れない体になった人もいます。 これはスポーツを通した脳内麻薬の過剰放出による依存で、自分の意志で適度に自分の心身のマネージメントを出来なくなってしまった例です。 気持ち良い好きだからだけでは、自分の心身を侵害してしまいます。 だから何事も哲学が必要なのです。

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これは「私」のサイトです。(国際空手道連盟極真会館 秋田県本部安斎派 阿崎道場の旧サイトです。公式サイトは記事にリンク先を掲載しております。そちらから公式ホームページをご覧下さい。)

ソーシャルワーカーズの 代表のソーシャルワーカーの奥田力の個人サイトです。 長男が熊岡先生の極真空手の道場に通い始めたのが2010年9月からです。自分も一緒に付き添い、阿崎先生の勧めもあり、自分も健康コースに入門して、2019年8月に審査を受けて10級に昇級できました。自分は2003年頃から全身痛があり、線維筋痛症と確定診断されて、痛みやハンディを抱えながらも、今日一日を喜び生活しています。