社会福祉の考えでは、個人個人の自主性や主体性を限りなく尊重するのを大切に大事にします。
それは、一人一人が唯一無二の貴重な存在だからです、互いに尊重し合う事が価値としてあります。
赤ちゃん、子供、大人、高齢者、障害を抱えてる人、病気を抱えている人、性別も、国籍も人種も、パーソナリティも、
みな一人一人はユニークですから、
一人一人を極めて尊重する事を大切に大事にしようと社会福祉の学問としても言われている世界共通の価値です。
これは集団で操作するとか、大衆で操作するとか多人数を一度に変化をもたらす対応とは違う方法論です。
今、これからは、ますます、パーソナライズする仕組みが増築されて来ますが、
個人をきちんと個別化して、丁寧に滋養的な対応をする、個別のニーズを明確にして、その人自身が自分を知った上でいろんな社会的サービスを利用していく方法が整備されてきています。
これは、個人の主体性や自主性を限りなく尊重するというヒューマンサービスの基本原則で、かつ、この価値を土台にして、いろんな仕組みが今世界的にも組み立てられていっています。
人の世界では、完璧とか完全なんてありませんから、理想はあるにしても、直ぐには叶えられません、地道にコツコツと自分自身を鍛錬する必要もあります、
これは空手の精神と同一です。
何事も一日では成せないですから、
希望を持って、より善くを目指して、
少しでも善いを評価して、喜んで、一歩一歩地道に狭い道を歩み行くのが賢明だと自分は思っています。
これはアルコール依存や薬物依存症などアディクションの問題を抱えて依存症からの回復の方法とそのプロセスとも同じで、自分は依存症から回復したいという明確な望みがあり、かつ、依存症は自分だけの力では回復できないから、適切な他者の支援を活用しながら、今日一日、しらふで生きる、そのしらふて生きる喜びを思い、支援者のおかげで、今日一日しらふで生きる事が出来たとありがたいなと感謝して生きるプロセスと同じです。
依存症は脳の機能障害ですから、自分の意志で自分を適切にコントロール出来ない状態になっていて、完治はありません、
しかし、依存症からの回復は小さな回復のステップを踏みながら自分にある傲慢さを陶冶して、ありのままの自分自身を受け止めて、シンプルに生きる事を実践していく生き方そのものです。
依存症からの回復に取り組んでいる方々は、みな一人一人事情は違いますが、自分にある問題や課題をよく見つめて、他の当事者の方々の適切な支援を活用して、自分自身の課題や問題を整理し、人生の棚卸しをしながら、一つ一つ、対応し解決したり課題を達成したりして、日々地道に回復のプロセスをステップを踏みながら行こうとして実際に謙遜に成るように心がけて生きる事を実践しています。
故に非常に素晴らしい人々が多くいます、
AAのミーティングなど、何年も飲酒をやめ続けていられて、今を喜んで生きる事を享受しているのです、依存症からの回復は目標ですから、そのプロセスをリカバリーといいます。
自分を真に大切に大事に貴重な存在として受け止め滋養的な世話を今日一日実践しながら歩む道行です、
このプロセスは空手の修練と同じです。
自分だけの力で能力で空手の力は身に付きませんから、自分を取り巻くいろいろな周囲の方々の支援があってこそ自分の身に成る物です。だからとても貴重なものだと言えると自分は思います。
今日もよい一日を!
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